8.東洋医学における脳梗塞 肩井 鍼(針)治療・鍼灸の効果 中風七穴 

2021.06.22

中風七穴の百会の次は「肩井」でございます。

主治 首のこわばりや痛み。肩や背中が痛い。腕が上がらない。乳汁分泌不足、乳房痛、脳卒中、難産など

タンタンタン♬タンタンタン♬ 足少陽胆経の肩井でございます。このツボは肩こりや頭痛なんかでもとっても有名なツボですね。

「肩」は肩甲骨、肩部を指し、「井」は経気が深い陥凹に集まることを意味します。

この経穴は肩の上の陥凹部にあり、缺盆(足の陽明胃経の12番目のツボ)の裏、肩甲骨の前にあるので、肩井と呼ばれる。

肩井は足の少陽胆経、手の少陽三焦経、足の陽明胃経、陽維脈の交会穴。

また、鍼感が強い経穴なので、深刺を避け暈鍼(うんしん)、気胸を起こさないように注意が必要です。

暈鍼(うんしん)とは、鍼をした後に、冷や汗、動悸、眩暈、顔面蒼白、吐き気が生じることです。これは、睡眠不足、過度の空腹、極度の疲労時、過度の緊張時に起こりやすくなります。理由としては、鍼をして(特に頚や肩)急激に血圧が下がったために起こります。しかし、しばらく横になっていれば治まっていきます。

さーて、ここで、陽維脈なんぞが登場してきました。陽維脈は奇経八脈の一つです。16穴が左右に走っている経脈で重なっているツボが2つあるため30穴となる。陰陽の経脈の調整を取っている経脈です。

百会も肩井もいろんな路線が交わるメガステーション的なツボということです。いうなれば、東京駅と名古屋駅みたいな(笑)