脳梗塞シリーズ リハビリテーション方法① 脳梗塞後遺症の治療効果 過負荷の法則

2021.07.02

「リハビリ方法」はまずはこれからにしましょう。トレーニングの大原則をご紹介していきたいと思います。リハビリの奥義中の奥義です。よく覚えておいてください。

まず一つ目は過負荷(かふか)の原理(オーバーロード(overload))です。

・過負荷(かふか)の原理(オーバーロード(overload))

「負荷」とはトレーニングの強度や時間によって体にかかるストレスのことをいいます。

「過負荷の原理」は「体力を向上させるためには、日常的にかかっている水準以上の負荷が必要」というものです。日常生活以上の負荷を体に与えなければ、トレーニングの効果は現れません。ってことです。

足が渦巻きになって走る人のイラスト(男性)

言い換えれば、毎日同じ練習ばかり行っていても、身体がその負荷に慣れてしまうと運動効果が得にくいということです。つまり体力アップ等、体に変化を出すためには、つねに負荷を高めていくことが必要です。

10m歩ける人は15m、20mと距離を伸ばして歩く練習をしないと体力は向上しない。20m30mと歩けるようにはならない。ずっと10mを歩いているだけだと現状維持にしかならないということです。

「運動は無理のない範囲で」という言葉が医療・介護現場で溢れていて「しんどくないやわらかなリハビリ」という夢のようなリハビリを求められる患者さんも多い。

大事なところなのでもう一度言っておきますね。「できること」を「できるだけ」やっていても「できない」ことは「できる」ようにはならない。

これは大事。とっても大事。覚えておいてください。