リハビリにおける【目標設定】の重要性

2021.07.12

皆さん、こんにちは。杉山です。

毎回、ブログを読んで下さっている方々はお気づきになりましたでしょうか。

そうです!

私、杉山は毎週月曜日にやってくるのです✨

万歳をして喜ぶ人のイラスト(男性)
どうぞ、杉山のこともご贔屓にしてください(T ^ T)

さて、本日の内容は

目標を設定しましょう!

というものになっています。

「目標設定」をしていますか?

今までリハビリをしてきた方々は目標設定をされてきたと思います。

例えば、入院していた時は、

「家に帰ること」

を1番の目標にしてきたと思います。

では、実際に家に帰ってからは新しい目標を見つけることができていますか?

脳卒中になられた方は、一般の方と比べて

機能が低下しやすいと言われています。

そのため、「家に帰る」という目標が達成されて、その後の目標を設定せずに

毎日を過ごしていると、徐々に機能が低下していく可能性がグンと高まります。

そういった面でも目標を設定し、活動することは非常に重要です。

また、脳の観点からしても目標設定は非常に重要です。

「目標設定」とドーパミンの関係

まず、目標を設定し達成するためには「モチベーション(やる気)」が必要となってきます。

モチベーションはドーパミンという脳内物質によってもたらされていると言われています。

ドーパミンを分泌させるには「達成感」が重要となります。

つまり、

ドーパミン⇄モチベーション(やる気)⇄目標設定・達成⇄ドーパミン

と相互に関わっているのです。

目標を設定する際の注意点

目標を設定する際に注意することがあります。

一つは、目標を明確化しすぎないことです。

例えば、

現在、10mを歩く速さが10秒だとします。その際の目標を

4秒で歩けるようにする!

としてしまうと、目標に近づくにつれて設定が高く感じ挫折してしまう可能性があります。

(例「くそう。5秒の壁を越えられない。」)

そのため、

4秒で歩けるようにする→最低でも5秒以内で歩けるようにし、4秒で歩けることを目指す

というように目標に幅を持たせることで挫折する機会を減らすことができます。

もしくは、目標を細かくし、

目標1:7秒で歩けるようにする

目標2:5秒で歩けるようにする

目標3:4秒で歩けるようにする

というように段階を踏んでいく方法もおすすめします。

そして、もう一つの注意点は、

目標を達成できたら、すぐに新しい目標を設定する

ということです。

ドーパミンは目標が達成された時により分泌されると言われています。

しかし、目標を達成したことに満足したり、現状維持で良いと思ったりすることで、分泌が止まってしまうと

言われています。

以上のことを踏まえると、目標を設定する際には、最終的な目標を決めて、それに向けた小さな目標を設定し、

それを一つずつ達成していくことが脳への刺激として良いと考えられます。

「目標設定」は脳を育てる!?

また、目標を達成することで「喜び」「楽しみ」「やる気」などの幸福感が生まれます。

この幸福感を引き出すホルモンは「幸せホルモン」と呼ばれています。

幸せホルモンは3つ

①ドーパミン

②セロトニン

③オキシトシン

①ドーパミン

上記でお伝えしたように、モチベーション(生きるために必要なやる気)を促し、

幸福感(達成感、喜び、快感、感動)をアップさせるホルモンとなっています。

②セロトニン

セロトニンは自律神経を整える役割を担っています。その役割として、

ドーパミン(快感、喜び)とノルアドレナリン(恐怖、驚き)

などの情報をコントロールし、精神を安定させます。

つまり、ドーパミンと深く関連しています。

セロトニンを分泌させる一つの方法としては、日中に散歩をすることです。

日に当たることでセロトニンが分泌されると言われています。

③オキシトシン

オキシトシンは安らぎを与えるホルモンと言われています。

オキシトシンの効果として

幸福感が増加する

社交性が高まる

不安や恐怖心を和らげる=ストレスが軽減する

が期待されています。

また、オキシトシンが分泌されることで、セロトニンの分泌量も増加するという研究もあります。

つまり、「ドーパミン」「セロトニン」「オキシトシン」はお互いに関連し合い、

幸福感、達成感を受けられるということになります。

目標を設定「やるぞ」⇄目標を達成「できた」

これを行うことで、モチベーションが維持されやすくなり、また新しいことにチャレンジする意欲につながっていきます。

ハート脳梗塞リハビリ・ラボは

「できた」

をたくさん感じて頂き、皆様がより良い生活を送れるようにサポートしております。