川平法の研修に行ってきました

2021.09.30

皆さん、こんにちは。

理学療法士の杉山です。

明日より緊急事態宣言が解除され、段階的ではありますが飲食店の営業も再開されていくようですね。

さて、わたくし杉山は、先週東京に1週間研修に行かせていただいておりました。

内容は

反復促通療法:川平法

を学びに行っていました。

療法士の方々は耳にすることがあるワードだと思いますが、一般の方々はなんのことやらわからないと思いますので、

研修で学んだことを基に簡単に説明させていただきます。

反復促通療法:川平法 とは

川平法というくらいなので、この手技を世に出した方はDr.の川平先生です。

現在は鹿児島と東京を往復して1人でも多くの患者様に提供できるように指導、実践をされています。

促通反復療法とは、

新たな促通手技によって患者の意図した運動を実現し、それを反復することによって随意運動を実現するために必要な神経路を

再建/強化することを目的とした神経路強化的促通法

とされています。

難しいですね。

私が咀嚼して伝えますと、

脳梗塞で片麻痺を呈してしまった患者様は、麻痺した手足を思ったように動かしたくても動かせません。

これは筋肉の力が弱っていることもそうですが、脳から筋肉に向けた「動け!」という信号が渡りにくくなっているためです。

障害を負ってしまった脳が完全に回復することは難しいとされています。

そこで、反復促通療法では、意図した動きを引き出すために同じ運動を50回〜100回繰り返し、

障害を負った脳の領域 の周りの 生き残っている領域 で補填しようと試みています。

そうすることで神経路が再建/強化されていくとしています。

もっと簡単にお伝えしますと、

同じ動きをたくさんやる

ということです。そうすることで脳が動かし方を覚えていくのです。

いやー、簡単にいうと、そんなことか。と思いますが、

これがまた難しい。まず、私たち療法士の技術が必要不可欠です。

私も普段動かさない筋肉を滑らかに動かすためにホテルに戻ってからも自主トレをしてやっとできるものでした。

また、患者様も力んでやるのではなく、滑らかにやることが重要です。これが難しいんです。

しかし、最初はできなくても何回も何回も行うことで少しずつ滑らかにできるようになっていきます。

力んでやるわけではないので、50回〜100回行っても

疲れてクタクタになることも少ないです。

日本の脳卒中リハビリ界ではとても効果のあるものと立証されています。

実施している施設は少ないので、興味のある方はぜひ体験に来てください。