鍼灸

鍼施術

鍼灸背術風景

効果が期待できる主な症状

  • 痛み
  • 痺れ
  • 筋緊張
  • 関節可動域制限
  • 便秘
  • 頻尿
  • めまい
  • 高血圧

鍼灸治療とは

鍼灸とは患部や経穴に鍼や灸で刺激を与えることで、人間が本来持っている自然治癒力や免疫力を高めて機能回復していく治療法です。当施設で行う手技は鍼治療のみとなります。
鍼灸治療は痛みや、凝りに対して有効というイメージがありますが、WHO(世界保健機関)が定めた鍼灸の適応症の一つに「脳卒中の後遺症」が認められています。
脳卒中や脳梗塞は、脳組織が損傷を起こすことで後遺症が現れ、運動麻痺、筋拘縮、痛み、しびれ、構音障害、高次脳障害が起きます。頭部から頚部の鍼刺激は脳への血流量を増加させ脳機能の覚醒や改善を促します。末梢への刺激は、拘縮した筋肉や固まった関節の機能を回復させて動きやすさを作っていきます。全身の気の流れや血流を調整することで再発防止も期待できます。
また、鍼治療を行い、体を動かしやすい状態にしてから理学療法を行うと効果の良い動きができるようになります。脳梗塞リハビリにおいて、相性が良いのが鍼治療になります。

経穴とは

我々が体に鍼を打つ際に指標としているのが経穴です。一般にはツボというネーミングで知られています。経穴はWHOが正式に認めているだけで361穴あります。また、それ以外にも多くのツボが存在しています。(ここではあえてツボというネームを使用します)どの経穴を選んで鍼を打つかは治療家の考え方によって変わってきます。当施設では、脳血管障害の後遺症に対して、東洋医学的な視点と西洋医学的な視点両方から診断して、最適な経穴を洗濯していきます。
例えば肩関節の痛みに対して、三角筋やローテーターカフなどの関節周囲の関連筋に鍼を刺すことがあります。また、足の豊隆という経穴に鍼をして可動域を上げる訓練をすることもあります。どこを選ぶかはその日の体の状態と症状によって決めています。

鍼が怖いと思われる方へ

鍼施術で使用する鍼の太さは0.12mm~0.25mmになります。数字だけ聞かされてもあまりぱっとしませんが、注射針と比較すると1/5以下の太さになります。ちなみに髪の毛が0.1mmなのでそれに近い位の太さだと思うとイメージしやすいかもしれません。
ただし、鍼灸の技法によっては響くような感覚(専門用語で得気トッキ)を得ることがあります。麻痺を軽減させるためには効果的ですが、その場合手先足先まで電撃が流れるような刺激を感じることがあります。これに関しては様子を見ながら、不快と思われる方にはそうならないように刺激量を調節します。
一度受けて頂いてその人にあった形に調節しますのでご安心ください。

当施設の鍼の技法について

醒脳開竅法

約2300人の患者さんに対して有効率97%という効果を出している治療法です。
なぜこれだけ有効な治療法が日本で広まっていないかというと、手技が特殊で、扱える人がいないという事があげられます。
当施設の代表は、中国で醒脳開竅法の創始者の先生に従事しており、経験と実績から効果を実践しています。
手足体幹に対して適切な刺激を入れることで、血管反射、神経反射を介します。身体と脳を覚醒させて動きの改善を起こします。
神経障害、高次脳機能障害、感情障害などほぼすべての症状に効果があることが特徴です。
刺激量は個人に合わせて調整していきますのでご安心ください。

鍼通電療法

体内に刺入した鍼に対して電気を流していきます。
筋肉に電気を流し、直接刺激を入れ続けることで、更なる筋緊張緩和、疼痛改善が望めます。通電療法を行うと、エンドルフィンやエンケファリンといった脳内モルヒネが出現しやすくなります(※1)。よって、疼痛を抑制することがわかっています。中国で実際に行われた虫垂炎の手術では、鍼通電を行って麻酔を達成させていました。
電気刺激はビリビリして、痛そう怖そうというイメージがあります。しかし、トントンという1秒に2回程度のリズムの心地よい刺激に調節しますのでご安心ください。一方で、通電最中に気持ちよくて寝てしまう人もいるくらいです。

※1出典:公益社団法人全日本鍼灸学会 鍼灸のエビデンス

運動鍼

言葉の通り、鍼を体内に置いたまま運動を行う治療法です。鍼を刺した状態で、多動的に動かす方法と自動的に動かす方法の2通りあります。基本的にはご自分で動いてもらう自動運動鍼を行います。痛みに対して即効性があり、その場で可動域の回復を実感できます。なお、適否がありますので、その時の状態で鍼灸師が判断をして実施しています。

全身調整法

ハートメディカルグループが独自に考案した体全身に対する手技療法です。
東洋医学の考えをベースとしており、ほとんどの症状に対応しています。
体全体の経穴に少し強めの圧刺激を入れていくことで、気血の流れを改善し、体の回復能力を高めていきます。終わった後は、運動後のような程よい疲労感を得ることができます。また、全身の血流がよくなったような爽快感を感じることができます。
当グループ内の接骨院でも基本となる手技療法で、多くの痛みや不調を改善してきた実績があります。

ご利用までの流れ

STEP1

電話

初回お試しコースのご予約

お電話( 052-212-6889 )にてお試しコースをご予約ください。

STEP2

背術風景01

初回お試しコースを体験

施術に加えカウンセリングも1時間行います。
症状の原因を洗い出し、わかりやすくご説明いたします。

ご利用当日の流れ

施術前カウンセリング

ご病気になられてからの経緯をお聞きします。今お困りの症状を東洋医学的、西洋医学的両方の視点で判断します。そして、生活上不便なこと、これから叶えたいことなどについてしっかりとお伺いします。

背術前カウンセリング

施術

鍼灸、リハビリ、トレーニングの流れで当施設の施術を体験していただきます。

背術風景02

結果のご説明

身体を動かしていただき、痛みの軽減や可動範囲の広がりを確認、ご説明いたします。
また、ご自身でできるお身体のケアについて説明していきます。

結果のご説明

動画によるご説明

Questionよくいただくご質問

どのような方が利用していますか?

病院から退院した後すぐの方から、発症後数年経過された方まで通われています。
また、脳梗塞、脳出血だけでなく、パーキンソン病、脊髄損傷、脊柱管狭窄症等の疾患をお持ちの方から、介護度は要介護5まで、リハビリが必要な方はどなたでも利用することが可能です。

病院のリハビリテーションや介護サービスの訓練と何が違いますか?

鍼治療と理学療法を合わせた、マンツーマンの完全オーダーメイドプログラムとなります。
利用者様の夢や目標を大事にし、それに向かってリハビリを組み立てていきます。
具体的には、「装具を外して歩きたい」という目標がある方は、装具を外して歩くための練習をします。
「箸を使って物を食べたい」という目標がある方は、箸を使えるようになるための練習をします。
時間も合計120分と充実した内容になっています。

リハビリを受けてみたいのですが

ご利用希望の方は、初回お試しコースから受けていただいています。
一度どのようなリハビリ内容かを体験した上で、これなら効果を実感できそうだと思った方のみ、本利用に進んでいただいています。
まずはお気軽に初回お試しコースをご利用ください。

デイサービスとの併用は可能ですか?

可能です。
デイサービスやデイケアと併用して利用されている方もいます。
従来の介護サービスを利用しながら、リハビリを行うことで、更なる効果も期待できます。

駐車場はありますか?

ございません。
提携駐車場がありませんので、近くのコインパーキングに止めていただくことになります。
目安は打ち止め料金で平日2,200円~、土祝1,000円~になります。