靴の重要性!!

2021.10.09

皆さん、こんにちは。

理学療法士の杉山です。

本日は、

靴の選び方

について説明させて頂きます。

脳梗塞で入院した経験がある方は、病院で購入されていることが多いと思います。

実際、私も病院勤務時代は、担当の患者様のほとんどの方に靴の購入を勧めていました。

というのも、病気になってから、怪我をしてからの身体にどのような靴が合うのか、

靴屋さんでは的確なアドバイスをもらえないことが多いからです。

かといって、退院してから病院に靴のことで相談するのは気が引けるという方が多かったのです。

では、どのような靴が良いのか、お話ししていきます。

アッパーとソール

靴は、大きく分けて、アッパーと呼ばれる部分とソールと呼ばれる部分に分かれます。

アッパーについて

アッパーの主となる役割は足を保護することになります。

健常者の方々であれば、ものが落ちてきた時に保護したり、踏まれた時の保護になったりします。

片麻痺になられた方であると、上記に加えて、足が捻らないように保護する役目も必要となります。

そのため、特に踵を覆っている部分は柔らかいものより、丈夫なものを選ぶことをお勧めします。

踵が安定することで、足を捻るリスクを減らすだけでなく、靴が履きやすくなるという利点もあります。

ソールについて

ソールの役目は衝撃を吸収すること。推進力を生み出すことです。

ランニングをするような方は、強い衝撃を吸収するために厚めのソールが向いていることもあります。

しかし、片麻痺の方々にとってソールが厚くなると、

実は、その分足を捻るリスクが高まってしまいます。

そのため、厚さはだいたい2cm前後が良いと言われています。

また、足が捻らないようにソールが硬いものがいいかと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、

実は、靴が捻れたり、しなったりしたほうがいいことが多いです。

硬い素材であると足の動きを制限してしまいます。

装具を使用しない方であれば、極力足の動きを制限しない作り・素材のものをお勧めします。

また、屋外用の靴であれば、トゥブレイクと呼ばれるつま先部分が軽く浮いているものがお勧めです。

軽く浮いていることでつま先が引っかかるリスクを減らしてくれます。

ただ、装具を使用している方には、

ソールが薄めで、まっ平なものをお勧めします。

装具を使っているかどうか、屋内用か屋外用か、どのような歩き方をするのか

などで、最適な靴は変わります。

リハビリをしている人は担当の療法士に相談してみてください。