今日ご紹介する「可逆性の原理」これもリハビリの奥義中の奥義ですね。覚えておいてください。
・可逆性の原理
トレーニングを行って鍛え上げた筋肉や体力もトレーニングを止めてしまえば元のレベルに戻ってしまいます。
これを「可逆性の原理」といいます。
可逆性の原理とは、トレーニングでつけた筋肉はトレーニングをしなくなると減少してしまうということです。
つまり、トレーニングの効果に永続性はなく、トレーニングをし続けなければ身体は退化してしまうということです。
この可逆的な変化(元に戻ろうとする変化)はトレーニングを中止してから、約1~2週間程度で現れると言われています。
これが、週に最低2回はトレー二ングが必要というエビデンスになっているんですね。一週間たってしまうとせっかくトレーニングしたものが元に戻ってしまうからなのです。
元に戻さないためには、トレーニングを継続していくことが最も重要なのです。
ほとんど筋肉を使わない状態では、1日に約3%筋肉量が落ちると言われています。人の体は使わないと退化してしまう仕組みになっているのです。
『半年ほどトレーニングを頑張ったから今はお休みしてま~す。ちょっとゆっくりしてまたそのうちやろうと思っていま~す。とか何とか言ってたらもう半年間何もしてませんでした~。』てなことになると、身体は元の状態に戻ってしまいます。トレーニングは一過性にするのではなく、継続するしかありません。
年を重ねるたびに「運動ができない、できなかった理由」が若いころと比較してたくさん出現してきます。しかし、いかなる理由があっても確実なのは体は動かさなければ退化するということです。(*- -)(*_ _)ペコリ
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