皆さんこんにちは。
理学療法士の杉山です。
昨日のオリンピックの野球は興奮しましたね!今日はサッカーを応援する予定です!!
コロナ禍ではありますが、日本を代表して戦っている選手たちはとても輝いて見えますね。
さて、本日の内容は、「姿勢」です。
前回は腰痛に関して少しお話しさせていただいたので、
今回は、腰痛と関係の深い「姿勢」についてお話しさせて頂きます。
良い姿勢とは?
いい姿勢ですね!
姿勢が悪いよ!
多くの方々は、どちらかは言われた経験があるのではないでしょうか。
そもそも、良い姿勢ってどのような姿勢のことでしょう?
このような姿勢?
このような姿勢?
警察官のイラストも自衛隊のイラストもとても良い姿勢ですね!
では、
良い姿勢=ピシッとした姿勢
ということになるのでしょうか?
実は、良い姿勢はどのような姿勢?と聞かれると答えにくいところがあります。
人それぞれ違いがあるのです。
なので一旦、考え方を変えてみて、
悪い姿勢とはどのような姿勢のことか考えてみましょう。
悪い姿勢とは?
こっちはイメージしやすいですよね。
例えば、このような姿勢であったり、
このような姿勢
悪い姿勢はイメージしやすいですよね。
「猫背」「反り腰」などはよく出る言葉ではないでしょうか。
また、日常生活を過ごしているだけで、どこかに痛みが出てきた場合は
姿勢が崩れているサインだと思われます。
これらを踏まえると、見た目に関しては、
悪い姿勢(痛みのでる姿勢)でなければ、良い姿勢と言えるかもしれません。
良い姿勢の基準
では、改めて良い姿勢について考えてみましょう。
結論から先にお伝えすると、
私が考える良い姿勢の基準は
①正面から見た時に一直線であること
②横から見た時に一直線であること
③どの方向にも自由に動けること
④心に余裕のある状態
だと考えています。
①と②は運動学で言われている内容です。
①に関しては、左右対象であること
ということですね。
傾いていないか、捻れていないか
などが当てはまります。
②に関しては下の図のようになります。
○が5つあります。
この○の部分を基準の点として時に一直線になっているかどうかで判断しています。
なので、図の左の男性のように一直線に○が収まっていないと、悪い姿勢と判断することができるのです。
では、①と②が当てはまれば、良い姿勢なのか?と
聞かれた場合、まだ私はYESは出せません。
③どの方向にも自由に動けること
④心に余裕のある状態
をとても重要と考えているからです。
例えば、私たちの分野では学会というものがあり、
そこでは大勢の先生方の前で発表する機会があります。
緊張感から自然と姿勢がピシッとなります。
「どんな質問されるかな」
「うわあ、有名な先生が目の前にいる」
となると、見た目は良い姿勢でも体は硬直したようになっています。
つまり、いつでも動ける姿勢ではなく、心に余裕のある状態でもありません。
私たち人間は絶え間なく動いているため、どのような時でも自由に動ける状態を保つことが必要となるのです。
そのため、固まったような姿勢ではなく柔軟な姿勢が必要となります。
柔軟な良い姿勢を手に入れることで、
手足が動きやすくなる
体が疲れにくくなる
効率の良い動きとなる
腰痛・肩こりを感じなくなる
寝起きが良くなる
などなど良いことがたくさんあります。
ぜひ、皆さん良い姿勢を手に入れて毎日をHAPPYにしましょう!!
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