こんにちは理学療法士の岡田です。
病院を退院してきてから誰かと一緒でないと外出しなくなった。できなくなった。そんな方も多くおられると思います。一人で外出ができるようになりたい。そんな思いをもって当施設に来られる方も少なくありません。
施設の中で歩行練習するのと一歩外に出るのでは歩いた感じがまるで違います。また、横断歩道を渡れないと外を歩くのに不便です。買い物動作では麻痺を抱えた手でどうやって買い物をするのか。リハビリでたくさん勉強することがあります。施設の中にいるだけではリハビリは完成しないことも沢山あるのです。屋外練習の様子をご紹介したいと思います。
横断歩道練習です。横断歩道を渡れないと一人で外出する際に不便です。横断歩道練習をすることで歩くスピードを上げたり、往来する人々との交差に慣れていただく練習です。人と交差するのが怖い。と言われる方が多いですね。その為にも実際に屋外で歩いていただく練習が必要になってくるのです。
横断歩道にはいろんな幅のものがあります。また、信号によって距離に対して早く点滅してしまうものや長めに時間を取ってあるもの等様々です。様々な横断歩道で練習するのも必要になってきます。押しボタン信号の練習とかも場所によっては必要ですね。
一人で歩いて買い物に行きたい。そんな目標をもって当施設に来られる方もおられます。
買い物動作練習は移動、買いたいものをレジまで持っていく動作。お金を財布から出してレジで払う動作。お金の計算。買ったものをもって家まで帰る動作。等々たくさんの動作が組み合わさった行為です。リハビリで一つ一つ練習していって初めて完成する行為です。これも施設の中にいるだけではできない練習ですね。実際にスーパー等に行って練習するのが一番の早道です。歩行や荷物を持つ動作等問題があればまたそこを練習していく。その繰り返しです。
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