血圧について

2021.10.04

こんにちは!鍼灸師の矢澤です。

脳梗塞に限らず、循環器系の疾患を予防するためには、血圧の管理が非常に大切になります。

高くてもダメ低くてもダメ正常値範囲で保つことが重要です

正常値は

病院での計測  140mmHg ~ 90mmHg 以下  

家庭での計測  135mmHg ~ 85mmHg 以下

とされています。白衣高血圧症というものがあるので、それを考慮しています。白衣を着た人の前では緊張してしまいますからね。

では血圧についてざっくりとおさらいをしてみます

最高血圧とは

血液を体全体に送り出す際に、心臓が収縮し、血管に圧力がかかっている状態。収縮期血圧とよぶ。

心臓が血液をポンプのように送り出した時にかかる血管の圧力のこと。

最低血圧

血液をためるために、心臓が拡張している状態。拡張期血圧とよぶ。

心臓が血圧をポンプのように送り出した後に、元へ戻る際の血管の圧力のこと。大動脈が元の太さに戻る際に、血液が少し送り出され血管に圧がかかる→下の血圧

単位

mmHg

Hgは水銀の元素記号のことをいう。ちなみに160mmHgとは水銀を16センチ垂直に押し上げる力のことです。

高血圧が続くと心臓や血管に負担がかかり脳卒中や心筋梗塞、心不全といった重篤な病気を引き起こす恐れがあります。

日本人の1/3が高血圧と推定されている。最近では若年化もされている。男性では30代で1/5人、40代で1/4人が高血圧症ともいわれている。

年とともに動脈の伸び縮みが悪くなり最高血圧が高くなり、最低血圧が低くなる傾向にある。

怖いのは下の血圧?

末梢血管が固くなっているというサインです。上だけ高いより脳卒中のリスクは高いと言われています。

対策としては一番に食事。減塩食にして野菜や果物を食べる。飲みすぎに注意。水分摂取と適度な運動が必要になります。

異常血圧の放置は、心臓や血管に負担をかけ続けていることになります。年齢は関係なく、最寄りの医療機関にみてもらうことをお勧めします。

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