小脳疾患

小脳疾患のリハビリで大切なこと

小脳疾患のリハビリでは以下の3点が大切です。

  • リハビリの量
  • リハビリの質
  • リハビリを実施するタイミング

脳を構成する部位の1つである小脳が損傷された状態の小脳疾患。
小脳疾患では、「立ち止まって静止することが難し」「歩いている時にふらつく」などバランスが取りにくい症状(運動失調)が現れます。
可能な限り早くからリハビリを開始し、専門家との個別リハビリを実施することで回復を促進することを目指せます。

当施設で行う小脳疾患リハビリの特徴

小脳疾患の後遺症に対してハート脳梗塞リハビリ・ラボではリハビリと鍼治療の提供を行っております。
小脳が損傷されることで生じる『運動失調』を改善するには細かな感覚入力が必要不可欠です。
当施設では、ボバース法と呼ばれる療法を行うことで、正しい感覚入力を行い手足の動かしやすさを取り戻すリハビリを提供しています。

さらに、ほとんどのリハビリ施設では実施していない「鍼治療」を取り入れているのも当施設ならではの特徴です。
『鍼治療』はWHOでも小脳疾患の後遺症改善に推奨されている治療法。
その中でも本場中国で行われている小脳疾患の後遺症改善に効果的な「醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)」を取り入れ、失調の回復促進を図ります。

  • 症状(失調)緩和に効果的な鍼治療
  • 東海地区唯一の川平法とボバース法を掛け合わせたリハビリ
  • 正しい動きを再学習させる感覚入力リハビリ

小脳疾患リハビリの治療内容

効果が期待できる主な症状

  • 痛み
  • 痺れ
  • 筋緊張
  • 関節可動域制限
  • 便秘
  • 頻尿
  • めまい
  • 高血圧

脳梗塞の鍼施術で世界的に権威がある天津中医学院附属病院と永く提携し、鍼施術を極めた「醒脳開竅法」施術を中心に、全身の気の回復を併せて提供していきます。

効果が期待できる主な症状

  • 手足の麻痺
  • 手足の感覚障害
  • 痺れ
  • 筋肉、関節の痛み
  • バランス障害 など

今までの理学療法に加え、パワーリフティング等の筋力強化を併せることで機能回復が更に見込まれますので、筋力の強化を加えた理学療法を提供していきます。

効果が期待できる主な症状

  • 手足の麻痺
  • 手足の感覚障害
  • 痺れ
  • 痛み
  • バランス障害
  • 歩行障害 など

繰り返し同じ動きを行うことで損傷した神経細胞の代わりを担う神経回路の再建、強化を行い、麻痺の改善を目指す方法です。
※当施設は促通反復療法研究所での研修を受け、川平法を実施出来ます

小脳の病変とは

脳幹・小脳・脊髄の障害により、円滑に運動が出来なくなった状態を指します。また、脊髄小脳変性症は慢性進行性に経過する代表的な運動失調症の総称です。(※1)
脳の中で大脳の次に大きな部位となるのが小脳です。
後頭部の深部に位置し、大脳と連携して身体を動かす運動機能に関係します。
運動体験を通して、認知を行う役割も持っている重要な器官でもあるので、損傷が起こると脳から身体への伝達がうまくいかず、運動の調節ができなくなり、日常生活の動作を思うように行うことが難しくなることがあります。これが運動失調と呼ばれる症状です。(※2)
発症すると真っ直ぐに立てない、歩けない、物に手が届かない、手が震えて字が大きくなる、言葉をうまく話せない、痺れる等の症状が出てきます。
脳血管障害、外傷、脱随疾患、腫瘍などが引き起こる代表ですが、慢性アルコール中毒、薬物中毒、感染症による小脳の炎症でも同様の症状が見られるので、根本原因をしっかりと見分けることが必要です。(※3)

※1 出典:日本小脳学会HP 代表者挨拶
※2 出典:国立精神・神経医療研究センター 脊髄小脳変性症
※3 出典:Japan Intractable Diseases Information Center HP -spinocerebellar degeneration

小脳が原因の疾患の施術方法

小脳の機能を維持するためには、運動失調に対して小脳の固有感覚や視野覚などの感覚入力を強化することが改善が期待できるため、歩行訓練やバランス訓練が効果的です。
廃用症候群を併発しやすいことから、積極的な運動で筋肉を使う機会をつくることが重要となってきます。
また、持久力低下に対しては有酸素運動や低負荷高頻度の運動が効果的です。

リハビリの必要性

症状に対して社会復帰のために行う訓練を総称し、「リハビリテーション」といいます。
ラテン語で「re(再び)habiris(適した)」という語源から成り、発症以前と変わらない水準の生活を目指していきます。まさに「活動を育む」医学です。(※1)
神経機能の改善のメカニズムはまだ明かされていないことも多いです。
ですが、放っておくと筋力は衰える一方なので、それを食い止めるという意味でも早期に実施することは改善に向かうための第一歩と言えます。
運動機能の改善だけでなく、一人ひとりの障害・程度に応じたリハビリを行い、ご利用者様が元々行っていた日常生活にスムーズに戻ることは心理的・社会的な改善にもつながります。
それこそがリハビリの重要性といっても過言ではありません。

※1 出典:公益社団法人 日本リハビリテーション学会HP

リハビリの必要性

症状に対して社会復帰のために行う訓練を総称し、「リハビリテーション」といいます。ラテン語で「re(再び)habiris(適した)」という語源から成り、発症以前と変わらない水準の生活を目指していきます。神経機能の改善のメカニズムはまだ明かされていないことも多いです。ですが、放っておくと筋力は衰える一方なので、それを食い止めるという意味でも早期に実施することは改善に向かうための第一歩と言えます。
運動機能の改善だけでなく、一人ひとりの障害・程度に応じたリハビリを行い、ご利用者様が元々行っていた日常生活にスムーズに戻ることは心理的・社会的な改善にもつながります。それこそがリハビリの重要性といっても過言ではありません。

当施設の利用について

当施設はこんな方にお勧めです
  • オーダーメイドのリハビリを受けたい方
  • オーダーメイドのリハビリを受けたい方
  • 専門家の意見が聞きたい方

ご利用までの流れ

STEP1

電話

初回お試しコースのご予約

お電話( 052-212-6889 )にてお試しコースをご予約ください。

STEP2

背術風景01

初回お試しコースを体験

施術に加えカウンセリングも1時間行います。
症状の原因を洗い出し、わかりやすくご説明いたします。

ご利用当日の流れ

施術前カウンセリング

ご病気になられてからの経緯をお聞きします。今お困りの症状を東洋医学的、西洋医学的両方の視点で判断します。そして、生活上不便なこと、これから叶えたいことなどについてしっかりとお伺いします。

背術前カウンセリング

施術

鍼灸、リハビリ、トレーニングの流れで当施設の施術を体験していただきます。

背術風景02

結果のご説明

身体を動かしていただき、痛みの軽減や可動範囲の広がりを確認、ご説明いたします。
また、ご自身でできるお身体のケアについて説明していきます。

結果のご説明

動画によるご説明

Questionよくいただくご質問

どのような方が利用していますか?

病院から退院した後すぐの方から、発症後数年経過された方まで通われています。
また、脳梗塞、脳出血だけでなく、パーキンソン病、脊髄損傷、脊柱管狭窄症等の疾患をお持ちの方から、介護度は要介護5まで、リハビリが必要な方はどなたでも利用することが可能です。

病院のリハビリテーションや介護サービスの訓練と何が違いますか?

鍼治療と理学療法を合わせた、マンツーマンの完全オーダーメイドプログラムとなります。
利用者様の夢や目標を大事にし、それに向かってリハビリを組み立てていきます。
具体的には、「装具を外して歩きたい」という目標がある方は、装具を外して歩くための練習をします。
「箸を使って物を食べたい」という目標がある方は、箸を使えるようになるための練習をします。
時間も合計120分と充実した内容になっています。

リハビリを受けてみたいのですが

ご利用希望の方は、初回お試しコースから受けていただいています。
一度どのようなリハビリ内容かを体験した上で、これなら効果を実感できそうだと思った方のみ、本利用に進んでいただいています。
まずはお気軽に初回お試しコースをご利用ください。

デイサービスとの併用は可能ですか?

可能です。
デイサービスやデイケアと併用して利用されている方もいます。
従来の介護サービスを利用しながら、リハビリを行うことで、更なる効果も期待できます。

駐車場はありますか?

ございません。
提携駐車場がありませんので、近くのコインパーキングに止めていただくことになります。
目安は打ち止め料金で平日2,200円~、土祝1,000円~になります。