装具を使わずに外を歩けるようになり、
バスを使えるようになりました。
当施設での症例、改善効果について詳細な情報を掲載しています
具体的な症状 | ・右半身の感覚が鈍くなっている ・右腕を上げると痛みが出る ・右手の細かな動きに拙劣さをがある(箸を扱えない) ・装具がないと右膝が弓なりになってしまう |
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発症からの期間 | 4ヶ月半 |
利用者様の希望 | ・手が動くようになりたい ・包丁などが使えるようになり料理の補助がしたい ・スムースな歩行がしたい ・装具を外して歩きたい |
ご利用プラン | 2ヶ月コース(合計16回の実施) |
実施したリハビリ内容
- 箸で豆やおはじきを掴む練習
- 10cm程度の台を上り下りする練習
- バス乗り場や地下鉄のホームまで歩く練習
- 装具を外して裸足で歩く
改善効果
- 右腕を上げる時の痛みが減り、腕が上がる範囲が増えた
- 箸の扱いが上手になり、豆を掴むことができるようになった
- 装具を外して歩くことができるようになった
- 御家族様の送迎が必要であったが、当施設から1人でバスに乗り帰ることができるようになった
担当セラピストのコメント
「もう一度料理人として店に出たい」という強い思いを持ってリハビリに取り組まれていました。
はじめは、当施設へ通うのもご家族様送迎で介助してもらいながら来ていましたがリハビリが進むにつれ公共交通機関(バス)で通えるようになられました。
また、「装具を外して歩けるようになりたい」という目標がありました。
2か月のリハビリで見事装具を外して歩けるようになられました。次の目標は電車利用です。
それに向けたリハビリを今現在は頑張っています。
手のリハビリでは手指を使って細かい作業を行えるようにする練習を行ってきました。
その結果書字が書きやすくなり、箸動作も向上されました。
また、料理人として働けるように低位置動作練習や非麻痺側でものを持って麻痺側で巧緻動作を行うといった複合運動練習も実施してきました。(独歩での作業練習含む)
その結果今はご自宅で奥様に手料理を作れるほどになったと喜んでいました。
理学療法士 岡田 郷
効果には個人差があります