箸でご飯を食べれられるようになりたい

箸でご飯を食べれるようになりました

当施設での症例、改善効果について詳細な情報を掲載しています

具体的な症状・右腕を挙げると肩に痛みが出る
・水を掬うと右手から水がこぼれてしまう
・麻痺した手の細かな動きができない
・箸を持つことができない
発症からの期間7ヶ月
利用者様の希望・両手で顔を洗えるようになりたい
・箸でご飯を食べれるようになりたい
・料理を作れるようになりたい
ご利用プラン2か月コース(計16回)×2回 (合計32回)

実施したリハビリ内容

  • 右肩や肘、手指の反復促通療法
  • おはじきや豆などの小さな物をつまむ練習
  • 箸を使用した実践練習

改善効果

ご利用から2ヶ月で

  • 箸蔵くん(補助具)を使用してご飯を食べることができる
  • 毎朝顔を洗うことができる

ご利用から3ヶ月で

  • 普通の箸でご飯を食べることができる
  • 味噌汁を作り旦那様に振る舞うことができる

担当セラピストのコメント

杉山

「リハビリを続ければ箸でご飯が食べれるようになるよ」
退院時に作業療法士の先生に伝えられた言葉です。とても素敵なメッセージを伝えていただけました。
病院を退院後、1ヶ月経たないうちに当施設へ来所されました。
当初は右手の親指と人差し指を合わせることができず、ものをつまむことができず、箸を構えることもできませんでした。
しかし、作業療法士の先生に伝えて頂けた言葉を胸にやる気に満ち溢れていました。
明確な目標を持っておられ、難しい運動に対しても諦めずに積極的に取り組まれました。
その成果がすぐに現れ、開始して2週間しないうちに小さな豆を指でつまむことができるようになりました。
その後も、日に日に良くなっていくことをご本人様、ご家族様ともに感じておられます。
現在は、箸を使い食事をとることができるようになり、味噌汁を作ってご家族様に振る舞うこともできるようになりました。
新しい目標として「後頭部を両手で洗えるようになりたい」「野菜炒めを作りたい」を掲げています。
病前に毎日のように行っていた家事動作が再び行えるように自宅で自主練習も取り組まれています。
一歩ずつ着実に前へ進めるようにリハビリを進めさせて頂きます。

理学療法士 杉山

効果には個人差があります