ヒールのついた靴を履きたい!
当施設での症例、改善効果について詳細な情報を掲載しています
具体的な症状 | ・立ち上がり時にふらつきが出て怖い ・歩くときに足関節の内反が出やすく歩き辛い ・踏ん張りがきかない ・歩く速度が遅い ・左肩の痛みで夜中に目が覚める ・荷物を持った時に肘をよくぶつける |
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発症からの期間 | 2年 |
利用者様の希望 | ・ヒールのついた靴を履けるようになりたい ・左腕で物を押さえることが出来るようになりたい |
ご利用プラン | 1ヶ月(8回) |
実施したリハビリ内容
- バランス練習
- 左上肢を随意的に動かす練習
- 筋力トレーニング
- 筋力を発揮しやすくするための練習
- 鍼灸治療(醒脳開竅法)
改善効果
- 肩の痛みが消え寝やすくなった
- 全身の筋緊張が軽減し動きやすくなった
- 左腕が動かしやすくなった
- 立ち上がり時や歩行時のふらつきが少なくなった
- 歩行が安定し以前より早く歩けるようになった
- ヒールのついた靴が履けるかもしれないと自信が持てるようになった
担当セラピストのコメント
会社員として現役で働いているご利用者様です。
「病前のようにヒールのついた靴で出勤できるようになりたい」と強く思っていました。
また、「主婦でもあるため、左腕を使って洗濯をたたんだりお料理をしたい」というお気持ちも持っていました。
まず、左腕は前に持ち上げようとすると力が入って後ろに行ってしまうため日常生活ではほとんど左腕は使っておられない状態でした。
まず、
・洗濯物を左手で押さえて畳む
・お料理ときに左手で野菜を押さえて切る
などの生活動作を行えるように代替え動作練習と麻痺側上肢を前方にあげやすくするための練習をして頂きました。
1ヶ月のリハビリ期間で腕は前方に上げやすくなり生活動作内での「重り」としての役割を果たせるようになられました。
歩行に関してはヒールを履くための準備段階としてのつま先立ち歩行も安定されました。
理学療法士 岡田 郷
効果には個人差があります