食中毒に注意

2022.06.14

はじめまして。理学療法士の松田と申します。

普段は、あま市にある本社で勤務していますが、時折、こちらにお手伝いに来ています。

これからも、ひょっこり登場するかと思います。どうぞよろしくお願いします😊

6月半ばに入り、梅雨入りとなりました☔

じめじめと気持ちもあがらず、いやな時期になりましたね…。

こんな時期に皆さんに気を付けてほしいことがあります。

それは、食中毒

ノロウイルスなど、冬に流行するイメージがあるかと思いますが、

実は、この6月~10月が食中毒の元となる、細菌たちが発生しやすい時期なんです。

細菌たちは、高温多湿の環境が大好きなため、特に雨が多い、じめじめとしたこの時期に特に注意が必要なのです。

今回は、食中毒にならないため、予防のためにできることをお伝えしたいと思います。

食中毒の予防において重要なことは3つあります。

  • 清潔=細菌を付けない
  • 迅速=細菌を増やさない
  • 加熱=細菌を殺す         の3つ です。

まず、①清潔についてです。

これは、言わずもがな、大事なことは調理前、食事前の手洗いが重要になってきます。

また、肉・魚で使ったまな板・包丁には多くの細菌がいます。(動物の腸管内に繁殖する細菌も多くいます…)次の作業に移る際は、必ず洗ってから使用するようにしましょう。最近は、まな板シートなど便利なものも増えています。まな板シートを使用して調理するのもよいと思います。

ハンドソープで60秒、流水で15秒洗うだけで、手の細菌は数十個まで減少します◎

次に、②迅速です。

先ほども言いましたが、細菌は高温多湿の環境が大好きです。これからどんどん気温も上がり、暑い日が続きてきます。細菌が好きな環境を作らないためにも、お買い物から帰ってきた際は、速やかに冷蔵庫・冷凍庫へ食品を保存しましょう。その時に、野菜は、泥を落としてから、肉・魚から出ている液体(ドリップと言います)には細菌が多く含まれているため、ふき取ってから保存する。など、ひと手間かけるとより感染リスクを抑えることができます。また、冷蔵庫の中をぎゅうぎゅうにしていませんか??(我が家は、腐らせるのが怖いのですっからかんです。)冷蔵庫への詰め込みすぎは、冷気の循環が十分に行えなくなり、温度管理が不十分になるため、容量の70%程度におさえましょう。

余裕をもって詰めましょう。

最後は、③加熱です。

ほとんどの菌は、熱に弱く、加熱処理にて死滅します。75℃以上で1分以上加熱処理をすることを心がけましょう。また、調理中断時は、調理途中の物を冷蔵庫へ保管し、再度調理を行うときには、十分に加熱するようにしましょう。

温かい料理は温かいうちに食べましょう。

また、冷凍食品を解凍する際は、冷蔵庫での解凍を行う(室内解凍では食中毒発生させる菌が増殖、繁殖することがあります。)、調理したものはすみやかに食べる。残った分は、冷蔵保存し、再加熱を十分に行って食べるなど、

いろいろとお伝えしましたが、細菌が大好きな高温多湿の環境を作らないように気を付けてください。

食中毒の症状は、風邪症状と似ているため、判断に迷うこともありますが、

腹痛・吐き気などを腹部症状があった場合は、受診をおすすめします。

改めて。食中毒、恐ろしい。

安全に食事を楽しむためにもまずは、食事前の手洗いから始めてみましょう。

そして、美味しい食事を楽しみましょう🍚🥢🎵

※大好評につきご予約がお取りできない日もございます。
ご予約はお早めに!