一人でできることを増やしたい 

一人で起き上がれるようになりました

当施設での症例、改善効果について詳細な情報を掲載しています

具体的な症状・強直性脊椎炎で脊椎の可動性が著しく低下している
・脳梗塞後遺症で左片麻痺
・寝返りも一人では出来ない
・随意運動的には少し左右に体をゆする程度
発症からの期間脳梗塞 : 3年前
脊椎炎 : 15年前
利用者様の希望・左足も使って立てるようになりたい
・トイレに行けるようになりたい
・椅子に座れるようになりたい
ご利用プラン2ヶ月コース

実施したリハビリ内容

  • 寝返り練習
  • 起き上がり動作練習
  • 端座位保持練習
  • 立位練習
  • 立位保持練習
  • 振出し練習(一歩足を前に出す練習)
  • トイレ動作練習
  • 鍼治療

改善効果

  • 寝返りが一人でできるようになった
  • 起き上がり動作が一人できるようになった
  • 端座位が手すりが無くてもできるようになった
  • トイレで座れるようになった
  • 何かに掴まれば以前と比べて楽に立てるようになった
  • 首の痛いのが無くなった

担当セラピストのコメント

初期評価時は介護度5で寝返りも自力でできない状態でした。
また、動作獲得のためには動作の汎化が必須条件でした。
ご本人様は意欲的で一生懸命リハビリに取り組んで頂けました。
その甲斐あって、骨盤帯や肩甲帯の回旋運動を行うことができるようになりました。
それにともない寝返り動作や起き上がり動作ができるようになりました。
また、体幹筋や下肢筋力の増強練習を行うことで端座位保持や立ち上がり動作が改善されました。
また強直性脊椎炎で脊椎の可動性が著しく低下しており動作を困難にしていました。
脊椎炎に伴う痛みも強くありましたが治療が進むにつれ痛みの訴えは無くなりました。
寝返りや起き上がり、端座位といった一連の起居動作ができてきましたので次の目標は移乗動作やトイレ動作といった立位を用いた日常生活動作の構築になります。

理学療法士 岡田 郷

効果には個人差があります